イスラエル レバノン各地で空爆 ガザ地区北部では地上作戦拡大
(VOVWORLD) -イスラエル軍は、隣国レバノンの各地で空爆を行うとともに、パレスチナのガザ地区北部ではイスラム組織ハマスに対する地上作戦を拡大し、攻勢を強めています。
(写真:TTXVN) |
イスラエル軍は隣国レバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を続けていて、6日には首都ベイルート郊外を含む各地で空爆を行ったと発表しました。
レバノンの保健省は、6日の空爆でレバノン東部で40人が死亡し50人以上がけがをしたとしています。
また、イスラエル軍は7日、パレスチナのガザ地区の北部ベイトラヒヤでイスラム組織ハマスに対する作戦を開始したと発表しました。
イスラエル軍は同じく北部のジャバリアでハマスの戦闘員およそ50人を殺害したと発表するなど、集中的な地上作戦を続けてきましたが、ベイトラヒヤにも作戦の範囲を拡大したかたちで攻勢を強めています。
パレスチナの地元メディアは7日、ジャバリアやベイトラヒヤへの空爆で複数の死傷者が出ていると伝えたほか、ガザ地区の保健当局は、去年10月以降に4万3000人以上が死亡したと発表していて、住民の犠牲が増え続けています。(NHK)