クアンガイ省の少数民族出身の青年によるスタートアップ運動

(VOVWORLD) -中部クアンガイ省山間部に住む少数民族の人々は、多くのユニークな製品を生産しています。多くの青年は、製品の生産、PR、消費に先進的技術を導入し、多くの成果を収めてきました。従って、現地における少数民族出身の青年によるスタートアップ運動は強く発展しています。
クアンガイ省の少数民族出身の青年によるスタートアップ運動 - ảnh 1米の培地による冬虫夏草の飼育を行うイーさん
冬虫夏草は昆虫の幼虫に寄生した子囊菌類のきのこの一種であり、漢方の生薬や、薬膳料理などの素材として用いられています。冬虫夏草は自然に生える傍ら、カイコの幼虫、緑豆殻、卵殻、米の培地に移植し飼育することもできます。チャーボン県チャースアン町に住むコール(Cor)族のアオ・ヌ・イーさん(30歳)の一家は、米の培地による冬虫夏草の飼育を行う家庭のひとつです。イーさんの一家は、2022年に、冬虫夏草生産工場を設立しました。現在、彼女の生産工場の冬虫夏草製品は食品衛生の基準を満たしたため、消費者から好まれています。
イーさんは次のように明らかにしました。   
(テープ)
「現在、丘陵地において陸稲を栽培する家庭は減りつつあります。というのは、陸稲の消費量が少なくなったからです。米の培地による冬虫夏草の飼育を通して、地元の製品の価値を向上、PRしたいです」
クアンガイ省の少数民族出身の青年によるスタートアップ運動 - ảnh 2イ・ホアさん
他方、バトー県バタン村テン集落に住むホレー(H're)族のファム・イ・ホアさんは、教育大学卒業生でしたが、5年前に、錦織でスタートアップを行いました。情熱と美的センスを持つイ・ホアさん(33歳)は、多くのユニークな民族衣装を設計しました。彼女がソーシャルネットワーク上で紹介した錦製品は多くの顧客から注文を受けました。顧客の注文に応えるため、村人の女性を雇っています。毎年、彼女は、約1000点の製品を出荷しています。テン集落に住むホレー族の錦織業は2019年に、国の無形文化遺産と認定されました。そして、2021年10月にインドで開催されたドバイエキスポ2020にはじめて紹介されました。
イ・ホアさんはテン集落の村人とともに、伝統文化の保存に尽力しています。    
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「私の夢は、高床式の家を建てて、自分とホレー族コミュニティの錦製品を展示することです。このスペースでは、錦製品の展示のほか、錦織の様子をご覧いただけます」
クアンガイ省行政当局は、去る4月に、少数民族出身の青年起業者グループを発足しました。グループのメンバーは30人です。クアンガイ省民族委員会のチャン・バン・マン委員長は次のように明らかにしました。
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「起業と経営を希望する青年を集めるため、このグループを発足させたのです。これらのメンバーの育成、業務能力向上をサポートします。これにより地元のスタートアップエコシステムは強く発展することを目指します」
クアンガイ省人民委員会のボ・フィエン副委員長は、スタートアップの成功者は、少数民族居住地と山間部でスタートアップ精神を繰り広げたと明らかにし、次のように語っています。
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「スタートアップという夢の翼を広げること、これはやるべきことです。地元の利点や潜在力を経済発展に活用し、素敵な生活に役立てるためです。現在、スタートアップは青年の努力によるものですが、行政当局や企業の連携を必要としています」
クアンガイ省の少数民族居住地と山間部に住む青年たちが、経済発展に向けた地元のメリットを創造的に活用することは、地元を変化させることでもあります。

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