インドネシア新大統領、初の海外歴訪 まず中国で習主席と会談へ
(VOVWORLD) - インドネシアのプラボウォ新大統領は8日、就任後初の海外歴訪に出発しました。まずは中国で習近平国家主席との会談が予定されています。
(写真:THX/TTXVN) |
2月に実施された選挙で当選したプラボウォ氏は国際舞台で積極的な役割を果たすことに意欲を示しており、当選から就任までに21カ国を訪れています。
中国に向かう前の記者会見では「経済だけでなく、地政学的な緊張が高まっている現状も含め、重要な問題を話し合う2国間、多国間の会合においてインドネシアが尊重され、その存在が必要とされている」と指摘しました。「インドネシアの姿勢と役割について、全ての当事国が耳を傾けようとしていると思う」と述べました。
国防相と特殊部隊司令官を務めたプラボウォ氏はこれまで、非同盟政策を継続すると表明しています。
ワシントンではバイデン米大統領と会談する予定です。トランプ次期米大統領と会談する可能性もあるといいます。
英国でスターマー首相と会談するほか、中東のいくつかの国を訪問する可能性もある。いずれも日程は明らかにされていない。
また、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためにペルーに、20カ国・地域(G20)首脳会議のためにブラジルにもそれぞれ立ち寄る予定です。(ロイター)