24日、ウクライナの首都キエフで野党勢力の呼びかけで開かれた集会には、主催者側の発表でおよそ10万人が市の中心部をデモ行進したあと、集会に参加しました。
ウクライナ政府は、今月28日からリトアニアで開かれるEU欧州連合との首脳会議で、これに先立つ21日、ロシアとの関係に配慮して急きょ協定の締結に向けた準備作業を取りやめると発表しました。
参加者たちはこれに抗議して、「ウクライナはヨーロッパだ」と気勢を上げ、政府は予定どおりEUとの協定を締結し、EU加盟を目指すべきだと訴えました。
ウクライナは、これまで西にあるヨーロッパと東にあるロシアのどちらとの関係を重視するかを巡って揺れてきた歴史があります。
今回の集会は、9年前、大規模な抗議行動をきっかけに政権交代に至ったオレンジ革命以来の規模となり、野党勢力は今後もこうしたデモや集会を開いてEU加盟を訴えていく構えです。