エジプトの暫定政府を主導する軍のトップ、シシ国防相が、次期大統領選挙への立候補を検討していることを示唆し、今の混乱を抑えるには軍が指導力を発揮することが必要だと考える国民が多いだけに、立候補を決断すれば最も有力な候補になるとみられます。
エジプトの国営メディアによりますと、軍のトップで第1副首相を兼務するシシ国防相は11日、首都カイロで開かれた集会で、軍の幹部や閣僚、学生らを前に演説しました。
この中で、シシ国防相は「国民の要請に勝るものはない」と述べ、世論を重視した政治を行うことが大切だと主張しました。そのうえで、ことし春にも行われる予定の次期大統領選挙について、「私が立候補するには国民の要請と軍の承認が必要だ」と述べ、立候補を検討していることを示唆しました。