西アフリカで流行が続くエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は12日、感染または感染の疑いで亡くなった人が5000人を超えたと発表し、新たな感染者が減少している地域も報告されているものの、現地では依然として危機的な状況が続いています。
WHOは12日、西アフリカで流行が続くエボラ出血熱について最新の状況を発表しました。それによりますと、感染やその疑いのある人は1万4098人となり、このうち死亡した患者は5000人を超え5160人となっています。
全体的な状況としては、最も被害が深刻となってきたリベリアや、最初に感染が始まったギニアでは、国全体としては新たな患者数が減ってきていることを示すデータがあるとしています。その一方で、シエラレオネでは感染がさらに拡大し、患者が急増していると分析しています。さらに地域別にみますと、3か国とも感染が多発している地域と感染が減少している地域とが混在していて、全体的な感染の分布を把握することが困難な状況になっているとみられます。