(VOVWORLD) -対話で採択されたカントー宣言は「APEC加盟諸国だけでなく、国際社会にとって、食料安全保障は今後も、引き続き重要な問題である」ということを強調しました。
25日、南部カントー市で、食料安全保障ウィーク、及び、食料安全保障と気候変動に対応するための食料安全保障と持続可能な農業づくりに関するハイレベル政策対話が1週間の議事日程を終え、閉幕しました。
この機に行われた記者会見で、ベトナム農業農村開発省のレ・コク・ゾアン( Le Quoc Doanh) 次官は「今回の対話には3つの重要な文献が採択された。これらは食料安全保障と気候変動に対応するための持続可能な農業づくりに関する枠組み計画、農村部と都市部を両立に発展させる枠組み計画、アジア太平洋地域における持続可能な農業発展に関する枠組み計画ということである」と明らかにしました。
対話で採択されたカントー宣言は「APEC加盟諸国だけでなく、国際社会にとって、食料安全保障は今後も、引き続き重要な問題である」ということを強調しました。ゾアン次官は次のように語りました。
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「APEC加盟諸国はいずれも食料安全保障のための戦略を作成していますが、APEC加盟諸国は食料安全保障と気候変動に対応するため持続可能な農業づくりに関する協力で一致しました。ベトナムは気候変動から深刻な影響を受けていることから、食料安全保障は農業部門にとって大きな課題となっています。カントー宣言を通じて、食料安全保障の重要性が改めて強調されました」