
シリアの化学兵器を巡って国外に持ち出して処分する際の受け入れ国が決まらないなか、アメリカが、みずから提供する船の上で化学兵器を処分すると提案していることが関係者への取材で明らかになりました。
OPCW=化学兵器禁止機関はおよそ1300トンに上るシリアの化学兵器を国外に持ち出して第三国で処分する方針を決めていますが、最も有力とみられていたアルバニアが拒否したことなどから受け入れ国が決まっていません。
関係者によりますと29日に開かれたOPCWの理事会で、ウズムジュ事務局長が、アメリカからみずから提供する船の上で化学兵器を処分するという提案があったと報告したことが明らかになりました。
処分の方法など詳しい内容は明らかにされていませんが、ウズムジュ事務局長は先にNHKのインタビューに答え、化学兵器の受け入れ先が決まらない場合は船の上で処分することも検討していることを明らかにしています。
OPCWでは来月17日までに具体的な処分の方法を決め理事会に報告することになっています。(NHK)