
アメリカ海軍補助艦「MVケープ・レイ号」
シリア化学兵器の廃棄作業は2日、最終段階に入り、化学兵器処理装置を備えたアメリカ海軍補助艦「MVケープ・レイ号」への積み込みが、イタリア南部のジョイアタウロ港で行われました。
立ち入り制限など厳しい警備態勢が敷かれた同港では、アメリカ艦船と船尾と船尾を合わせて係留されたデンマークの貨物船から、数百トンものマスタードガス、そしてサリン神経ガスの原料が入ったコンテナが、クレーンと巨大な昇降台を使って積み替えられました。
細心の注意を要する作業を監視していたイタリアのジャン・ルーカ・ガレッティ環境相は、「いまのところすべて順調です。スムーズな積み替え作業を整えるのは大変な努力だった」とツイッターに投稿しました。
この作業はOPCW化学兵器禁止機関の監督下で実施されており、現地ではイタリア人環境活動家らが「毒船」に抗議する中、安全管理官たちが危険な化学物質流出の恐れがないかを絶えず監視しています。