スウェーデン・テロ 容疑者はウズベク出身 地元紙「IS支持者」

【ロンドン=小嶋麻友美】スウェーデンの首都ストックホルムで7日に大型トラックがデパートに突っ込み、歩行者らが死傷した事件で、英BBC放送によりますと、捜査当局は8日、テロ容疑で逮捕した男について、トラックを運転していたとみられる、中央アジア・ウズベキスタン生まれの39歳と明らかにしました。この事件では四人が死亡し、15人が負傷しました。


スウェーデン・テロ 容疑者はウズベク出身 地元紙「IS支持者」 - ảnh 1
(写真:THX/TTXVN)

男は過去、治安当局に把握されていましたが、主要な人物ではありませんでした。スウェーデン紙は、男が過激派組織「イスラム国」(IS)への支持をインターネット上で発信していたと指摘しました。公共放送SVTによりますと、トラック車内から自家製の爆発物が入ったバッグが見つかりませんでした。

また、実行犯の男と関係があるとみられる別の男が7日、拘束されています。スウェーデンのロベーン首相は「あらゆる点がテロ行為だと示している」と発言しました。

トラックや車を使い歩行者を狙う手口は昨年、南仏ニース、ベルリンのクリスマス市で相次ぎ、先月22日にもロンドンで起きました。いずれもISが犯行声明を出しています。

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