タイの反政府デモを昨年から指揮してきたステープ元副首相は17日、今月26日までにタクシン元首相派の選挙管理内閣打倒の見通しが立たなければ、「27日で戦いをやめ、警察に出頭する」と述べ、デモの終結を示唆しました。
27日に向けて運動を勢いづかせる狙いともみられます。ステープ氏はこれまでも何度か「これが最後の戦い」と宣言しては運動を引き延ばしてきた経緯があります。今回も「最後の戦いになる」と強調し、「今の状況が長引けば国に重大な損害が及ぶ」「我々が戦いの期限を示せば市民もともに戦う覚悟を決められる」と語り、政府職員に現内閣への不服従を呼びかけて政府を機能不全にし、23日からの週末に「100万人規模」の集会を開くと説明しています。
昨年来のデモでは10万人以上の参加者が集まったこともありましたが、17日は約7000人(警察発表)にとどまりました。16日には上院が反政府派の求める暫定首相の即時選出に応じないと決めるなど、運動の行き詰まりも指摘されています。