「ダボス会議」閉幕 グリーンランドめぐり欧米の溝浮き彫りに
(VOVWORLD) -スイスで開かれていた「ダボス会議」は最終日の23日、世界経済の見通しが議論されて閉幕しました。
WTOオコンジョイウェアラ事務局長(写真:REUTERS/Denis Balibouse) |
貿易でアメリカに依存せず、多角化する必要性が指摘されるなど、グリーンランドの領有をめぐる問題を背景にアメリカのトランプ大統領とヨーロッパの溝が浮き彫りになる会議となりました。
「ダボス会議」として知られる世界経済フォーラムの年次総会はスイスのダボスで19日から開かれていましたが、最終日の23日、世界経済の見通しをテーマにした最後のセッションが行われました。
この中ではWTO=世界貿易機関のオコンジョイウェアラ事務局長が、「貿易でアメリカに、供給で中国にそれぞれ過度に依存しているなら、多角化する必要がある」などと指摘しました。
また、IMF=国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事は、ことしの世界経済の成長率の見通しは3.3%と前回より引き上げられた一方、成長は十分に強くはなく、各国の債務の拡大などに注意を払うべきだと指摘し、会議は閉幕しました。
ことしの「ダボス会議」はトランプ大統領が6年ぶりに対面で参加してデンマークの自治領グリーンランドの領有に意欲を示し、ヨーロッパとの溝が浮き彫りとなる会議となりました。(NHK)