(VOVWORLD) - 23日午後、政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、ベトナム産の新型コロナウイルスワクチンの研究・開発・生産に従事している各省庁・研究所・企業の代表と会合を行いました。
(写真:TTXVN) |
会合で発言にたったチン首相は、新型コロナウイルス感染症が世界各国でもベトナムでも複雑に推移しているので、絶対に怠ることなく、予防対策をさらに強化しなければならないと強調し、その中で、予防対策に関する規定の厳守に対する国民の認識向上、および、「ワクチン戦略」の展開の加速は非常に重要な課題であると述べました。
チン首相によりますと、「ワクチン戦略」は、外国からのワクチンの輸入、国産ワクチンの研究・開発・生産、全国民に対する無料のワクチン接種といった3つの内容を含め、これらの内容は中央から地方に至るまで精力的に展開されています。国産ワクチンの研究・開発・生産について、政府はこの課題の重要性を早期に認識し、徹底的に指導しているとしています。
チン首相は、今回の会合は、国産ワクチンの研究・開発を総合的に点検し、残されている問題の解決策を見出すことが狙いであると明らかにし、ワクチンの安全と効果を確保した上で、ワクチンの生産を加速させなければならないと求めました。