(VOVWORLD) -18日午前、東京で、「日本・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」への出席にあたり、ファム・ミン・チン首相率いるベトナム代表団は、AZEC=アジア・ゼロエミッション共同体に関する初の首脳会議に出席しました。
会議の様子 |
会議には、ASEAN東南アジア諸国連合や日本、オーストラリアの指導者らが参加しました。
席上、チン首相は、『温室効果ガス排出量実質ゼロを目標とした、繁栄したアジアの発展に向けた共通の意志、高い決意、断固とした行動』をテーマとした演説を行いました。その中で、チン首相は、AZECの目標の実現化を目指し、クリーンエネルギーと新技術の研究・開発・多様化など主要な分野で今後の協力方向性を提案するほか、「クリーンエネルギーがアジア地域でも 幅広くアクセスできるようにするために技術移転を促進させる必要がある」と強調するとともに、「新しい気候変動と資金メカニズムや官民協力、質の高い人材育成の協力、スマートガバナンス、近代的な市場メカニズムの整備などをさらに強化すべきである」と明らかにしました。
また、チン首相は、「高い決意と断固とした行動により、温室効果ガス排出量実質ゼロを目標とした、繁栄したアジアの発展は、現実になり、アジア諸国の共同体への繁栄および世界における持続可能な未来をもたらす」と再確認しました。