ヒズボラ通信機、レバノン到着前に爆発物埋め込みか=国連代表部
(VOVWORLD) - 17日と18日の両日にわたり、レバノン各地でヒズボラの戦闘員が使用していたポケットベルやトランシーバーなどの通信機器が一斉に爆発し、37人が死亡、約3000人が負傷しました。
レバノン首都ベイルートで、通信端末の爆発で負傷し、病院へ搬送された人たち(写真:Reuters/TTXVN) |
レバノンで今週発生した一斉爆発に関する当局の予備調査で、同国に到着する前に通信機器に爆発物が埋め込まれていた可能性が浮上しました。この事実は、レバノン国連代表部が国連安全保障理事会に送った書簡で明らかになりました。
当局は、これらの通信機器に電子メッセージを送信することによって爆発が引き起こされたと断定しています。17日と18日の両日にわたり、レバノン各地でヒズボラの戦闘員が使用していたポケットベルやトランシーバーなどの通信機器が一斉に爆発し、37人が死亡、約3000人が負傷しました。
国連安全保障理事会は20日に、この事件をめぐり会合を開く予定です。(ロイター)