フィリピンが仲裁裁判の迅速化要請、中国との領有権問題

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フィリピン人による中国抗議デモ(写真:ロイター)

フィリピン外務省のチャールズ・ホセ報道官は、南シナ海での中国との領有権問題について、国連の常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)に仲裁手続きを前進させるよう促すことを明らかにしました。これは、南シナ海での紛争がエスカレートする中、中国が一貫して手続きへの参加を拒否していることが背景にあります。報道官によりますと、フィリピン政府は裁判所に判決を急がせるよう弁護団に指示しました。当初は3-4年かかるとみられていた裁判をスピードアップさせる狙いだということです。フィリピン側は来年にも判決が出ると期待しています。

フィリピン政府の関係者は、中国側の主張に法的根拠があるかが判決で確定すれば南シナ海の紛争解決に役立つだろうと話しています。中国政府は天然資源が豊富な広範な海域で領有権を主張しており、これが周辺国との摩擦を引き起こしています。

フィリピン政府は3月30日、北西沖のスカボロ礁を中国が実効支配したのを受けて、国連の常設仲裁裁判所にこの問題を提訴しました。仲裁裁判所は今月初め、12月15日までに陳述書を提出するよう中国に求めました。

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