フィリピン南部で軍とIS系武装勢力が市街戦、

フィリピン南部ミンダナオ島のマラウィ市内では25日、軍がヘリコプターや装甲車を展開し、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓う武装勢力との戦闘が続いています。現地からの報道によると、武装勢力は市民を殺害しているということです。
フィリピン南部で軍とIS系武装勢力が市街戦、 - ảnh 1 フィリピン治安部隊がマラウィに派遣された=AP

イスラム教徒が多数を占めるマラウィでは23日、イスラム系武装勢力と治安部隊が衝突しました。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領がフィリピン全土の3分の1に当たる南部各地に戒厳令を布告しました。

当局によりますと、マラウィでは武装勢力が住宅街に身を隠し、路上に即席爆弾を幾つも仕掛けたり、キリスト教徒を人質に取ったりしているため、事態の解決は非常に難しい状況だということです。

AFPのカメラマンによりますと、市上空では軍用ヘリコプター2機が旋回し、自動小銃の発射音が響く中、路上を何台もの装甲車が頻繁に行き来しているということです。(AFP)

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