2年後にオリンピック開催を控える南米ブラジルでは26日、大統領選挙の決選投票が行われました。
ブラジルの大統領選挙は、今月5日に行われた1回目の投票で上位を占めた左派・労働者党の現職ジルマ・ルセフ大統領と、中道左派の野党・ブラジル社会民主党の上院議員アエシオ・ネーベス候補の2人による決選投票となり、26日夜から投票が始まります。
今回の選挙ではサッカーのワールドカップ開催後に景気が低迷するなか、経済政策が主な争点となっています。ルセフ大統領は貧困対策を進め低所得者層の生活 改善を実現したとして実績を強調するとともに経済を立て直すと訴えています。一方、ネーベス候補はルセフ政権の企業活動や為替市場への過剰な介入が景気を 悪化させていると批判し、経済界を中心に支持を広げてきました。
直前の世論調査では、ルセフ大統領に投票すると答えた人は全体の47%、ネーベス候補と答えた人は43%と接戦で、2年後のオリンピックの開催を控え、ルセフ大統領が政権を維持するのか、それとも交代に追い込まれるかどうか注目されています。