
中国船がベトナム海洋警察船を故意に衝突している(写真:海洋警察/TTXVN)
25日、フランスの首都パリで、フランス国防学院の戦略研究所は「東南アジアと南シナ海地域における安全保障状況」に関するシンポジウムを開催しました。シンポジウムにはフランスの大学や研究所の教授、学者、及びフランス国防学院の外交官と研究者、およそ100人が参加しました。
席上、フィリピンの情報・国家安全保障研究所所長のRommel Banlaoi教授は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法に設置し、一連の不安な動きを起こして以来、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海の状況は日増しに憂慮すべき事態だ」と警告しました。同教授また、「中国の行動は自国が1982年の国連海洋法条約、DOC=海上行動宣言などの国際合意書に違反した。」と強調しました。Banlaoi教授はさらに、「ベトナム国民の愛国心と領有権保護へ向けた決意は日増しに強くなっている。中国は国家の領有権と利益の保護事業におけるベトナムが後退した事はなかったということについて理解する飛鳥がある。」と述べました。一方、シンポジウムの枠外で、フランス国立東洋言語文化研究所のMarie-Sybille DE VIENNE教授は「中国は緊張情勢への平和的解決へ向けて、海上での緊張情勢を緩和させる責任を示すべきだ。」と述べました。