(写真:TTXVN)
25日、フランス・パリ郊外にあるヴァル=ド=マルヌ県ヴァロットン市で開かれた「ベトナムデー」というイベントの一環として、ダイオキシン枯葉剤を生産したアメリカの化学製薬会社37社を相手取り告訴したフランス在留ベトナム人で、枯葉剤被害者でもあるチャン・トゥ・ガー女史はヴァロットン市の市民に対し、自分がフランス語で執筆した「毒性物質に汚染された私の大地」という本を紹介しました。この機に、ガー女史はベトナム戦争中アメリカが散布した枯葉剤の恐ろしい被害を説明しました。
なお、ガーさんの本はフランスのストック出版社から昨年3月に発行され、世界の報道界から好評を得ています。300ページのこの本は1966年から1970年にアメリカが枯葉剤を散布したベトナム南部に住んだ経験があるガーさんの70年間の人生を物語るものです。