プーチン氏、トランプ氏との親密な関係否定-「親しかったことはない」

(VOVWORLD) -ロシアのプーチン大統領はトランプ米大統領と親しかったことは過去も現在もないと述べ、両首脳が親密な関係にあるとの見方を否定しました。

プーチン大統領はエネルギー関連の会議で、「わたしの見解では良好でビジネス的な関係であり、比較的安定した信頼がある」と述べました。「われわれはこれまで親しかったことはなく、今もそうではない」と続けました。

米民主党が大統領弾劾調査の一環として、米ロ首脳による電話会談の記録を要求する考えを示唆しており、両首脳の関係が再び注目を集めています。クレムリンは会談記録の公表には、ロシア政府の承諾が必要だとしています。プーチン大統領は2日、人に見られて困るようなものはなく、「どんな会話でも公開できる。常にそれがわたしの基本姿勢だ」と述べました。

トランプ氏は5月に1時間半にわたってプーチン氏と電話で会話したことについて、「非常にポジティブ」だったと話しています。  プーチン大統領はロシアが米国の政治に影響を及ぼしたという見方をあらためて否定しました。2020年の米大統領選挙に干渉する予定があるかと司会者に問われると、「ここだけの話だが、間違いなくそうする」と冗談で返しました。

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