
5日と6日の両日、行なわれていた中国の習近平共産党総書記兼国家主席によるベトナム訪問にあたり、ベトナムと中国は11項からなる共同声明を発表し、戦略的かつ全面的協力パートナー関係の強化を訴えました。
声明には会談と会見で両国の指導者は政治的信頼と相互尊重、平等、互恵を基礎とする協力関係を強化し、不一致点を適切に解決するとともに、両国の戦略的かつ全面的協力パートナー関係を安定的かつ健全に発展させることで一致したとしています。
また、両国共産党による会合を頻繁に行い、中央と地方レベルの党組織の交流活動やベトナム国会と中国全国人民代表大会、そしてベトナム祖国戦線と中国人民政治協商会議との友好関係を促進することで合意し、2016年から2020年期の党幹部育成計画に調印しました。
一方で軍隊間の交流活動や国防戦略対話、国防省間のホットラインを維持し、バクボ湾(トンキン湾)での共同巡回、国連平和維持活動に関する経験の交換を進める計画です。
さらに、経済、貿易、投資、建設、交通、農業、関税、国境を越える取引、科学技術、教育、文化、観光、報道分野で協力を拡大するとしています。
そして海上問題に関する率直な対話を行い、両国の党と国家の指導者が達成した合意を遵守するとともにベトナムと中国の海上問題解決の指導的基本原則に関する合意書を厳格に施行し、陸上国境問題に関する政府級交渉を進める上で、長期的かつ基本的な解決策を模索する方針です。
双方はDOC=海上行動宣言を完全履行し、COC=海上行動規範の早期作成に取り組むと同時にベトナム東部海域(南シナ海)の平和、安定の維持に尽くすことで一致しています。