(VOVWORLD) - これによりますと、ベトナムはこのワクチンの輸入、使用に有利な条件を作り出します。
12日、チャン・バン・トゥアン保健次官は、ファイザー社とBioNTech 社の新型コロナウイルスのワクチン「コミナティ」を承認する決定書に署名しました。これは、国内の需要を満たし、パンデミックに対応する措置とみられています。これによりますと、ベトナムはこのワクチンの輸入、使用に有利な条件を作り出します。
コミナティはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンという新しいタイプのワクチンです。核酸ワクチンという種類のワクチンに含まれます。
mRNAワクチンでは、ウイルス抗原の鋳型となる情報の一部(mRNA)を注射します。このワクチンの有効性は非常に高く、発症予防効果が約95%とされています。mRNAワクチンのデメリットとして、分解されやすいため、低温での保存・運搬が必要です。