(VOVWORLD) - 19日午後、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、ファム・トゥ・ハン報道官が中東情勢に関するベトナムの立場を表明しました。
ハン報道官(TTXVN 撮影) |
これは、レバノンで発生した通信機器の連続爆発事件により多数の犠牲者が出たことを受けてのものです。ハン報道官は次のように述べました。
(テープ)
「ベトナムは中東地域の最近の動向を注視しており、深刻な懸念を抱いています。関係者各位に対し、自制を保ち、紛争の終結に努め、対話を促進し、平和的手段によって対立を解決するよう呼びかけます。また、国際法と国連憲章の遵守を求めます。これらの行動は、地域および世界の平和と安定、そして人々の利益のために不可欠です」
さらに同報道官は、レバノン、イラン、イスラエルなど紛争地域にあるベトナムの在外公館が、常に現地情勢を把握し、必要に応じてベトナム国民の保護計画を迅速に立案・実行する態勢を整えていると付け加えました。