千葉県松戸市の小学校に通うベトナム人の女児（当時９歳）が殺害された事件で、千葉地検は２６日、同じ小学校の元保護者会長渋谷恭正容疑者（４６）を殺人、強制わいせつ致死、わいせつ略取誘拐、死体遺棄罪で千葉地裁に起訴しました。
 渋谷容疑者 ＝The Japan News/TTXVN |
捜査関係者によりますと、渋谷容疑者は逮捕後、黙秘を続けていますが、遺体に渋谷容疑者の唾液が付着していたことなど複数の状況証拠があり、地検は、女児殺害に関与した人物は渋谷容疑者以外にいないと判断しました。
起訴状などでは、渋谷容疑者は３月２４日、女児の自宅近くで、わいせつ目的で女児を軽自動車に連れ込み、千葉県内またはその周辺で手錠などで拘束してわいせつ行為をしたうえ、首を圧迫して窒息死させ、千葉県我孫子市の排水路脇に遺体を遺棄したとしています。渋谷容疑者の認否について、地検は黙秘しているかを含め明らかにしていないということです。