(VOVWORLD) - 25日午後、ハノイの政府本部で、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中のスウェーデンの世界的通信機器メーカーであるエリクソン社のボリエ・エクホルム最高経営責任者兼社長と会見しました。
写真提供:Duong Giang
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席上、チン首相は、エリクソン社に対し、ベトナムとの協力を強化し、ベトナムで研究開発センターを設立するとともに、技術移転、デジタルインフラの開発、AI、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、データセンターの設立を推進するよう提案しました。また、5G、6G技術の開発、光ファイバーに代わる衛星インターネットの開発、人材育成、ベトナムの企業のグローバルサプライチェーンへの参加を支援し、経験共有、政策コンサルティングを行うことも要請しました。
さらに、チン首相は、エリクソン社がベトナムを投資協力の拠点とし、新しいアイディアを試行する場所、および他の大手企業との健全な競争の場として発展させることを期待していると表明しました。
これに対し、エリクソン社のエクホルム最高経営責任者兼社長は、ベトナム市場がエリクソンにとって非常に重要であると強調し、ベトナムとの協力を継続し、ベトナムでの研究開発センターの設立に向けて協力する用意があることを確認しました。また、ベトナム政府のデジタル化へのコミットメント、ベトナム企業の意欲、ベトナム人エンジニアの高い潜在力を評価した際、ベトナムを選択したいとの意向を示しました。さらに、エクホルム氏は、ベトナムのパートナーと今後の協力チャンスについて、具体的な協議を行うと明らかにしました。