ハノイで開催中の第2回SOM＝高級実務者会合に際し、PECC＝太平洋経済協力会議のドナルド・キャンプ議長は記者団の取材に応え、「設立以来、28年にわたり、APECは様々な成果を収め、多くの貿易障壁が撤廃された」と明らかにしました。キャンプ氏は次のように語りました。

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「APECは経済結合、貿易の自由化、市場開放に原動力をつける役割を果たしています。迅速に発展しているベトナムのような加盟国を擁するAPECはこの先20年から30年も発展を続けると思います。希望通りの成長を遂げるためには、ベトナムをはじめ、加盟諸国は持続的かつ包括的な成長を確保し、気候変動や環境汚染への対応、貧富格差の是正に尽力しなければなりません。」

なお、第2回SOMでは多国間貿易や貿易の自由化について集中的に討議されています。