(VOVWORLD) - ベトナム北部のラオカイ省で5日、「デジタル時代における人権」をテーマにした学術シンポジウムが開かれ、政府関係者や研究者らが、デジタル環境での人権保護を強化する方針を確認しました。
このシンポジウムは、来週10日の「世界人権デー」を前に、政府の人権運営委員会とホーチミン国家政治学院が共同で開いたものです。
参加者らは、個人データの保護やデジタルプラットフォームの管理、社会的弱者への配慮など、幅広いテーマについて意見を交わしました。
そして、デジタル時代の人権保障は、もはや選択肢ではなく必須の課題だと強調しました。
また、この課題に取り組むには、法律や技術、安全保障といった特定の分野だけでなく、企業や市民社会、学術界、そして市民一人ひとりが協力することが不可欠だと確認しました。