(VOVWORLD) - 12日午後、ハノイで、トー・ラム党書記長は、ベトナムを公式訪問中のドミニカ共和国の統一左翼運動党のミゲル・メヒア書記長と会見しました。
ドミニカ共和国の統一左翼運動党のミゲル・メヒア書記長(左)と握手するトー・ラム党書記長(写真:Thống Nhất/TTXVN) |
会見で、トー・ラム書記長は、「ベトナムは、両国民の利益、両地域および世界の平和、安定、発展のため、ドミニカ共和国、統一左翼運動党、同国の与党や政党との友好協力関係を重視し、引き続き強化していきたい」と述べました。
また、ミゲル・メヒア書記長に対し、2025年にドミニカ共和国のルイス・アビナデル大統領をベトナムに公式訪問するよう招待する旨を伝えることを要請しました。さらに、最近のハイレベル訪問中に締結された合意や約束を効果的に履行し、特に経済協力の促進に注力することの重要性を強調しました。
会見の様子(写真:Thống Nhất/TTXVN) |
一方、ミゲル・メヒア書記長は、「統一左翼運動党、ドミニカ政府、および他の政党は、国際の場におけるベトナムの地位と役割を高く評価している」と述べました。また、二国間関係をより効果的かつ実質的なものにするため、協力を強化したい意向を表明しました。さらに、両国が加盟する多国間フォーラムにおいて、ベトナムを引き続き支援することを確約しました。
なお、ベトナム訪問中、統一左翼運動党の高級代表団は、党中央委員会のレ・ホアイ・チュン委員長と会見したほか、ベトナム軍隊工業通信グループ「ベトテル」、およびベトナム石油ガスグループの指導部と個別会見を行いました。また、ホーチミン廟を訪れ、故グエン・フー・チョン書記長、およびハノイ市内のホアビン公園にあるドミニカの著名なフアン・ボッシュ教授の記念碑に献花しました。