ベトナム IMFとのマクロ経済政策協議の継続に期待
(VOVWORLD) - 15日夜、政府本部でファム・ミン・チン首相は、ベトナムへの定期的な実務訪問を行っているIMF=国際通貨基金の代表団長パウロ・メダス氏と会見しました。
ファム・ミン・チン首相(右)とパウロ・メダス氏(写真:Dương Giang/TTXVN) |
会見でチン首相は、IMFが今年のベトナム経済状況と来年の見通しやリスクに関して示した評価、予測、政策助言を高く評価しました。また、IMFの見解がマクロ経済管理政策を策定する際の重要な参考情報源であることを認め、IMFが今後もベトナムとの対話を継続し、マクロ経済政策に関する協議を続けるよう要請しました。
これに対し、パウロ・メダス氏は、ベトナムが近年、達成してきた目覚ましい成果を高く評価しました。また、ベトナムには経済成長を支える十分な財政余地があると指摘するとともに、外部リスクに積極的に対応し続けることの重要性を強調しました。そして、IMFが常にベトナムを支援し、協力する用意があると述べました。