
17日、ポーランドの首都ワルシャワで開催中の国連気候変動枠組条約第19回締約国会議、および、京都議定書第9回締約国会議が6日目に入りました。会議では2015年をめどに、温室効果ガスの排出量の削減に関する新しい合意の達成のため討議が集中的に行われていました。
日本政府は15日、温室効果ガスの新目標「2020年までに2005年度比3.8%削減」を発表しました。これに対し、環境NGOは、京都議定書での基準年である1990年で換算すると、「3.1%増」に相当するとして、大幅な後退を厳しく批判していました。グリーンピース・ジャパン気候変動・エネルギー担当の高田久代氏は、「日本政府が発表した『2005年比3.8%減』の目標は、京都議定書の第一約束期間の基準年である1990年と比較すると3.1%増となり、数字のからくりを利用した『増加目標』である」と指摘しました。