ミン副首相兼外相とイタリアのジェンティローニ外相(写真:baoquocte)
チャン・ダイ・クアン国家主席によるイタリア国賓訪問の一環として、21日夜、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はイタリアのジェンティローニ外相と会談を行いました。
会談で、双方はベトナムとイタリアとの戦略的パートナー関係を全面的、かつ、効果的に発展させるという共通の決意を強調すると共に、各レベルの訪問団の交換、政治、外交、経済、科学技術、インフラ整備、交通運輸、教育養成など10つの分野における2017年・2018年期の両国間の戦略的パートナー関係を展開する行動計画の実現の協力で一致しました。
双方は国連、ASEM=アジア欧州会合, EU- ASEAN, UNESCO=国連教育科学文化機関など地域と国際場裏における両国の協力強化で一致しました。イタリアはベトナムとEUとの自由貿易協定の締結を早期に実施されるように働きかけることを強調しました。
ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題に関して、双方は「この海域の紛争が1982年の国連海洋法条約を含め、国際法を基礎に、交渉を通じて、平和的措置で解決されること、及び、DOC=海上行動宣言の早期実現、及び、COC=海上行動規範の早期作成すべきであることで一致しました。この機に、両外相は2017年・2018年期におけるベトナム・イタリア戦略パートナー関係を展開する行動計画に署名しました。