(写真:TTXVN)
11月29日から12月1日にかけて、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はオーストラリア公式訪問を行なっています。30日午前、ミン副首相兼外相はオーストラリアのジュリー・ビショップ外相と会談を行いました。
会談で、両国の外相は多くの分野における両国間の友好関係を強化するための具体的な措置について一致をみました。また、両外相は共に関心を持っている地域と国際問題を討議した上で、今後も、地域と国際場裏で引き続き協力してゆくことで一致しました。
ジュリー・ビショップ外相は「オーストラリアはベトナムがAPECサミット2017年の主催、団結、統一したアセアン作りを支持する」と述べると共に、「ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定、安全保障、及び、航行と航海の自由を重視し、国際法を基礎に、この海域で発生する紛争を平和的措置で解決するというオーストラリアの終始一貫した立場を強調しました。
同日、ミン副首相兼外相はオーストラリアのマルコム・ターンブル首相を表敬訪問しました。この席で、マルコム首相は両国が2016年~2019年期の行動計画を締結したことを高く評価すると共に、この行動計画は両国関係の今後の発展に法的基礎を作り出すものである」と強調しました。
また、マルコム首相は「ベトナムをアジア太平洋地域における信頼にたる重要な相手国と見なしている」と述べました。同日午後、ミン副首相兼外相はオーストラリアの元老院院長と会見を行いました。