席上、クオン国家主席は今回の訪問で、両国の指導者は協力の強化や今後における両国関係の新たな発展段階への引き上げを目指す具体的な措置について協議すると通知しました。

司法分野に関して、クオン国家主席は外国の友人からの経験を学び、参考にすることが非常に重要であることから、今後、ベトナムとペルーの司法部門が互いに、経験を学び合うため、協力や代表団の交換を推進していくよう希望を表明しました。

また、ペルーの司法部門がベトナム企業のペルーへの投資促進に有利な環境条件を作り出すよう期待を示し、両国の司法部門に対し、地域と国際的な司法フォーラムで協力の強化を提案しました。

一方、ペルー最高裁判所のハビエル・アレバロ・ベラ長官はペルー、とりわけ同国の司法部門がベトナムとの友好と協力関係を重視し、強化していく意向があると明らかにするとともに、ベトナムを東アジアにおける外交政策の第一の重要なパートナー、および信頼できる懸け橋として見なしていると強調しました。また、両国の裁判所に対し、今後の具体的な協力活動を定めるため、協力文書を早期に締結するよう要請しました。