ロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領との会談(写真:ロイター)
24日、ロシアのプーチン大統領は、訪問先のイランで最高指導者ハメネイ師やロウハニ大統領と会談、シリア情勢での連携を確認しました。プーチン大統領とハメネイ師は、「シリアの将来はシリア人のみが決める」との従来からのスタンスを確認、アサド大統領の退陣を迫るアメリカなどをけん制しました。
また、ロウハニ大統領との会談では、プーチン大統領が、ロシアのシリア領内での空爆は「イランの協力なしにはできなかった」と述べたのに対し、ロウハニ大統領は「“テロとの戦い”のまね事だけやっている国々がある中で、イランとロシアは本気でテロと戦うということがどういうことかを示している」と自賛しました。
ロシアは過激派組織「イスラム国」やシリア反体制派を空爆、イランは軍事組織・革命防衛隊を派遣している上、イランの支援を受けるレバノンのシーア派組織「ヒズボラ」の戦闘員もアサド政権側で戦っていて、今回の会談でも連携を確認した形です。
また、両国はイランの核合意を受けて、エネルギー分野での協力や貿易の拡大でも一致しました。