ロシア南部の旅客機墜落、「誤操縦が原因」と航空当局が発表
(写真:ロイター)
先月、ロシア南部で乗客乗員62人全員が死亡した旅客機の墜落で、航空当局は、パイロットの誤った操縦が原因だったとする調査結果を発表しました。
ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌーの空港で先月19日、アラブ首長国連邦の航空会社「フライ・ドバイ」の旅客機が墜落、乗客乗員合わせて62人全員が死亡しました。その後、航空当局は、回収したブラックボックスの解析などをすすめ、8日、調査結果を発表しました。それによりますと、パイロットは雨と強い風という悪天候の中、2度目の着陸を試みるため、高度900メートルで操縦桿を前に倒し、降下を始めましたが、同時に急降下のスイッチを押してしまったため、墜落しました。旅客機は50度の角度、時速600キロで滑走路に激突、機体は大破しました。
インタファクス通信は、ボイスレコーダーには、着陸の際、パイロットが混乱していた様子も記録されていて、無秩序状態に陥って操縦を誤ったと報じています。
発表では、機長、副操縦士のどちらが急降下のボタンを押したかは明らかにしていません。一方で、パイロットたちの免許は有効なもので、旅客機を操縦するのに十分な経験を積んでいたということです。