世銀 2017年のベトナム経済成長率6.3%を予測
WB世界銀行が13日に発表した東アジア・大洋州経済報告書によりますと、2017年のベトナム経済成長率は6.3%に達する見通しであると予測されています。また、世界の商品価格が減っていることから、インフレ率は低い水準にあり、CPI消費者物価指数は約4%増と、安定していくであろうとしています。
世界銀行ベトナム事務所のセバスチアン・エッカルト経済専門家は、世界経済がまだ不安定している背景の中で、ベトナムは中期的な予算の着実さを確保するとともに、マクロ経済を安定させるため、成長の質を高める必要があるとの意見を出しました。
今回の報告では、世界銀行は、今後3年間、東アジア地域は6.2%
の成長率が維持できると予測していますが、同地域の経済は、米ドルの利子が上がることや、各国が保護主義への傾斜を強めることなどのリスクに直面する可能性があると指摘しています。