中国国営の新華社通信によりますと、先頃、南部の福建省三明で大規模な土砂崩れが発生しました。
この土砂崩れで、近くにある水力発電所の拡張工事に当たっている作業員の宿舎や事務所が土砂に埋まり、新華社通信は33人の行方が分からないと伝えていましたが、地元政府は8日夜の会見で、行方不明者の数が41人に増えたことを明らかにしました。

(写真:AP)
現場は交通の不便な山間部で、警察や消防などが救助活動を行っていますが、大量の土砂を取り除くための建設用大型機械が足りず、難航しているということです。
また、現場につながる道路では20か所余りで土砂崩れが起きているということで、現場周辺では土砂の撤去作業が行われていますが、救助車両が通行しにくい状態が続いています。道路の復旧作業に当たっている作業員は「作業は徐々に進んでいますが、救助活動の生命線ともいえる道路の復旧に全力を挙げたい」と話していました。
事態を重くみた中国の習近平国家主席は、行方不明者の捜索や負傷者の治療に全力を挙げるよう関係部門に指示しました。