中比首脳 ベトナム東部海域問題の解決へ向け関係改善で一致


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フィリピンのドゥテルテ大統領(写真:AFP/TTXVN)



中国の習近平国家主席とフィリピンのドゥテルテ大統領は19日、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、ペルーの首都リマで会談しました。

ベトナム東部海域(南シナ海)の領有権をめぐる問題で対立している両国は、先月、ドゥテルテ大統領が中国を訪問して習主席と会談し、関係を改善することで一致しています。中国側によりますと、今回の会談で習主席は、「大統領の先月の訪中は、両国関係の新たなページを開いた。南シナ海をめぐる問題は友好と協力の強化に変えていくべきだ」と述べました。

これに対し、ドゥテルテ大統領は「フィリピンは独立自主の外交政策を取り、中国と永遠の兄弟のような関係を築きたい」と述べ、両首脳は、南シナ海をめぐる問題の解決に向けて話し合いを続け、関係のさらなる改善に努めることで一致したということです。


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