五輪=体操男子エース橋本「後悔ないパリ大会に」、指負傷ほぼ回復

(VOVWORLD) -パリ五輪の男子体操団体総合では日本と中国の金メダル争いに注目が集まるとみられる中、日本のエースである橋本大輝は「後悔のないパリ大会」を目標に掲げています。

東京大会で金メダルを獲得したロシアがウクライナ侵攻により団体競技出場を禁止されたため、パリ大会では日本と中国が本命とされます。東京大会では日本が銀、中国が銅でした。

橋本は「皆さんが気になるところだと思う」と状況に理解を示しつつ、「ここに来ているのは、日本と中国の選手だけではない。他国の選手もいるし、みんな全員で多くの国にいい大会になることを願っているし、何より出場する選手全員がけがなく、後悔のないパリ大会にしてほしい」と話し、悔いの残らない大会にしたいという考えを示しました。

さらに「(日本と中国は)比較されることもあるが、全員が後悔のない演技をして、最後に決まるのはメダルの色だけなので」とコメントしました。また、五輪に向けたトレーニングは充実したものだったとし、数カ月前に負った指のけがも90%近く回復していると明かしました。

体操は7月27日から8月5日まで行われ、男子団体決勝は7月29日に実施されます。(ロイター)

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