
国連の潘基文事務総長が、日増しに深刻になっている気候変動の危険性に対応するために、「より強く行動しよう」と呼びかけたにもかかわらず、ポーランドで開催中のCOP第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議の閣僚級会議は財政問題を巡って、先進国と途上国との対立が続いています。
途上国の温暖化対策に対する支援については、これまでに、先進国全体で、2020年までに年間1000億ドルを資金調達することが約束されています。
これに対し、中国やインド、ブラジルなどの新興国が、新たな要求を出していて、これ以上の経済的な負担を避けたい先進国側が抵抗し、協議は難航しています。
途上国側のブラジル代表は「約束の資金はいったいどうなっているのか」と述べました。一方、途上国側のインド代表は「基金にお金が入っていないとは、どういうことか」と述べました。