全国民へ「恩に報いる運動」参加を働きかける

27日午前、ハノイで、ベトナム祖国戦線中央委員会は、労働傷病軍人社会事業省と連携して、全国民に向けて「恩に報いる運動」への参加を働きかける式典を共催しました。


7月27日までの3ヶ月間行われるこの活動は、7月27日の傷病軍人戦没者の日を記念するための有意義なものとなっています。又、これは革命と国家に功労のあった人々に対する党と国家、国民の責任を示すものです。式典で発言に立ったベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグェン・テェン・ニャン議長は、次のように語っています。

(テープ)

「それぞれの機関、組織、家庭に対し、具体的な行動を通して、戦没者の遺族、傷病軍人の家族、革命功労者への支援活動に少しでも貢献してゆくよう呼びかけます。特に、傷病軍人に車椅子を贈呈することや、戦没者と重度の傷病軍人の子供に仕事を与え、または、戦没者の遺族、傷病軍人の家族、革命功労者へのチャリティハウスの新築、修理を行うことが必要です。」

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恩に報いる基金」に義捐金を寄付する党中央事務局労働組合=Nguyễn Dân - TTXVN


式典で、50あまりの組織、企業、個人が「恩に報いる基金」におよそ38億ドン、日本円で約1861万円を寄付しました。

なお、現在、全国には人口の1割に当たるおよそ900万人の革命功労者がいます。この10年間、恩に報いる運動は、革命功労者に対し、9万軒のチャリティハウスの新築、7500軒の家の改修を行う為に、寄付金を働きかけてきました。そして、今なお、革命功労者の28万軒の家が新築、または改修が必要とされています。

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