国連事務総長 イスラエルに“人道支援を圧力にすべきでない”

(VOVWORLD) -パレスチナのガザ地区では、イスラエル軍が2か月近くにわたって支援物資の搬入を認めておらず、人道状況が悪化していて、国連のグテーレス事務総長は、イスラエルは人道支援を軍事的な圧力の手段とすべきではないと訴えました。
国連事務総長 イスラエルに“人道支援を圧力にすべきでない” - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

イスラエル軍は、3月2日からガザ地区への支援物資の搬入を認めておらず、現地では食料や医薬品などが不足し人道状況の悪化が深刻となっています。


国連のグテーレス事務総長は29日、中東情勢をめぐる安全保障理事会で演説し、イスラエル軍が物資の供給を止めていることによって200万人以上の人々が影響を受けていると指摘しました。

その上で、人道支援を軍事的圧力の手段として利用するというイスラエル政府関係者の発言に懸念を抱いているとし、「イスラエルは民間人を守り、支援するための計画に同意し実行しなくてはならない」と訴えました。
また、ガザ地区などで支援を続けるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のトウマ報道官は29日、オンラインの会見で、ガザ地区では8人ほどの家族が缶詰1缶を分け合って食べているなどと説明し、「子どもたちや高齢者はじわじわと静かに死に追いやられている状況だ」として、一刻も早く支援物資をガザ地区に運び入れることが必要だと強調しました。(NHK)

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