中央アフリカでは、今年3月に少数派のイスラム教徒が主体の武装勢力が当時の大統領を追放したあと無政府状態に陥り、キリスト教徒を主体とする武装勢力と衝突を繰り返し、市民に対する殺人や略奪も横行しています。
こうした中5日、国連の安全保障理事会は議長国のフランスが提案した中央アフリカの安定に向けた措置を巡る決議案を全会一致で採択しました。
決議では、AU=アフリカ連合の部隊を今後1年間現地に展開して治安の回復にあたり、中央アフリカの旧宗主国で関係の深いフランスも、部隊を派遣して支援にあたるとしています。
そのうえで、今後3か月以内に状況が改善されなければ、AUの部隊に国連の平和維持部隊の資格を与え、国際社会が支援していくことを検討するとしています。
今回の決議を受け、AUは現地に3500人の部隊を展開するほか、フランスも1000人規模の部隊を展開する見通しです。