(VOVWORLD) - 国連総会(193カ国)は11日、安全保障理事会の非常任理事国として、ガボン、ガーナ、UAE=アラブ首長国連邦、ブラジル、アルバニアの5カ国を選びました。任期は来年1月から2年間です。
国連総会は2022年から任期が始まる安保理の非常任理事国5カ国を選んだ=UN Photo |
安保理はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占め、地域ごとに配分枠があります。そのうち半数が毎年改選され、今回は計5枠に対し、立候補は5カ国のみでした。
ブラジルは日本と並んで最多となる11回目の選出です。ガボンとガーナはともに4回目、UAEは2回目で、アルバニアは初選出となりました。日本は前回、2016~17年に非常任理事国を務めました。次回は23~24年の任期を目指しており、今後、来年6月の選出に向けて選挙活動を本格化させます。(朝日新聞)