日本とロシア政府は2日、初の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を東京都内で開き、新たな海賊対策共同訓練を開催するなど、安全保障分野での協力を強化することで一致しました。

日本側は岸田文雄(きしだ・ふみお)外相、小野寺五典(おのでらいつのり)防衛相、ロシア側はラブロフ外相、ショイグ国防相が出席しました。会合では海上自衛隊とロシア海軍によるアデン湾での海賊対処部隊間の共同訓練を実施することや日本とロシアサイバー安全保障協議を立ち上げて定例開催することに合意しました。
日本側が今回の2プラス2開催で意識したのは中国の存在でした。中国を戦略的パートナーと位置づけるロシアとの関係を強化することで、中国に揺さぶりをかけることを狙いました。今回の開催は2月の次官級戦略対話で日本側からの提案によるものです。4月の首脳会談で決まりました。