( 写真: baotintuc.vn)
(NHK) 安倍首相は、10日午後6時すぎから首相官邸で、日本を訪れているオランダのルッテ首相と会談しました。
会談の冒頭、安倍首相は「両国には、皇室と王室との交流をはじめ、400年以上にわたる歴史があり、貴重な財産だ。今回の会談を機にあらゆる分野での関係の発展につなげていきたい」と述べました。
これに対し、ルッテ首相は「今回の訪問では特に政治や経済分野での関係強化に努めたい」と応じました。そして、両首脳は会談終了後、そろって記者発表に臨み、会談の成果をまとめた共同声明を発表しました。
この中で両首脳は「東シナ海や南シナ海で現状を変更し緊張を高めるあらゆる一方的行為によって生じる懸念を共有する」として、名指しは避けながらも、海洋進出を活発化させている中国を強くけん制しています。また、ウクライナ情勢について、「ロシアによる違法なクリミア併合を決して認めない」としたうえで、ウクライナを強化し近代化するために支援を継続するとしています。
今回のルッテ首相の訪問にはおよそ120人のオランダ企業関係者が同行しており、両首脳は、両国間の投資を促進するなど経済協力を強化することでも一致しました。