(VOVWORLD) - 3日、日本の主要メディアがベトナム共産党の書記長選出結果と、第13回党中央委員会総会での人事に関する報道を続けています。
国内外の記者団の質問に答えているトー・ラム書記長・国家主席 |
NHKは、「米中をはじめ、各国の関心がベトナムに注がれる中、後継のトップ人事を円滑に進めることで、政治面の安定を示したいねらいがある」と分析しています。
産経新聞は、「ベトナム、新最高指導者にラム氏 前任の反汚職運動支える」と題した共同通信の記事を引用しました。記事では、公安大臣時代のトー・ラム氏が、故グエン・フー・チョン前書記長の汚職撲滅運動を積極的に支持していたことを指摘しています。
読売新聞も同様の見方を示し、公安大臣としてのトー・ラム氏の経歴が、汚職対策の推進に重要な役割を果たすだろうと予測しています。
一方、ベトナムの外交政策については、共同通信が「当面は大きな変更はない」との見通しを示しています。