日本 ベトナムの水汚染体制の水供給システムの構築を支援
(VOVWORLD) - 先ごろ、ハノイで、ベトナム教育訓練省とJICA日本国際協力機構は、「ベトナム国水汚染耐性のある水供給システムの構築」というプロジェクトの展開に関する会議の議事録の調印式を行いました。
調印式の様子 |
「ベトナム国水汚染耐性のある水供給システムの構築」プロジェクトは、日本の科学技術振興機構(JST)とJICAが共同で実施するサトレップス(SATREPS)地球規模課題対応国際科学技術協力事業によるもので、ハイテクを利用して水汚染に対応できる水供給システムを構築することが狙いです。これは、持続可能な開発目標・SDGsの第6目標「安全な水とトイレを世界中に」を実現することに寄与するとされます。
プロジェクトを実施するベトナム側の機関はハノイ建設大学です。調印式で発言に立った同大学のファム・ズイ・ホア学長は、同プログラムにより、新しい汚染物に対応できる浄水システムのほか、水供給システムに対する近代的で効果的な監視システムが建設されると明らかにし、これは水資源の持続可能な開発に関するベトナムの目標実現に貢献するであろうとの希望を表明しました。
なお、同プロジェクトは2023年7月1日から2028年6月30日まで展開される予定です。