寧辺(ヨンビョン)での核施設
(写真:TTXVN)
米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は14日までに、朝鮮民主主義人民共和国・寧辺の核施設を民間衛星が11日に撮影した画像を公開しました。ウラン濃縮施設の屋根に積雪がないことから、屋内からの暖気の影響と判断、濃縮活動を継続しているとみられると分析しました。
高濃縮ウランと並び核兵器の原料となるプルトニウム製造に使う黒鉛減速炉(原子炉)の建屋からは蒸気が上がる様子を確認しました。冷却水の放出状況からみて、ISISは「原子炉は断続的、もしくは低出力で稼働している可能性がある」と判断しました。